冬の大根、人参の育て方!トンネル栽培

大根と人参

寒い時期に育てるダイコンとニンジンのトンネル栽培の方法を紹介します。

色々な栽培方法があると思いますが、ここでは趣味の園芸で藤田智さんが取り上げていた方法を紹介します。

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とう立ちが遅い品種を選ぶ

ダイコンやニンジンは10℃以下の低温に一定期間当たるとタネを残そうとして花を咲かせる働きをします。
これが「とう立ち」です。

なのでタネを購入する際に「とう立ちが遅い」とかとう立ちが遅い事を意味する「晩抽性」と書かれている品種を選ぶようにします。

また栽培カレンダーなどを見てトンネル栽培に適しているか確認するとよいです。


種をまく前の準備

土づくり

栽培する場所に苦土石灰を満遍なくまき、すき込みます。

雨が多い日本は土が酸性に傾きがち。
苦土石灰をまくと中和され野菜が育てやすくなります。

そして、根が長く育つ根菜類の栽培では深くよく耕すことが大事です。
よく耕して平らにならしたら1週間ほどそのままにしてなじませます。


肥料

土づくりができたら、次は肥料。
牛ふん堆肥(1㎡あたり3リットル)と化成肥料(1㎡あたり100g)の2種類の肥料をまき、土とよく混ぜ合わせますが、ここではさらに熔リン(1㎡あたり50g)を混ぜています。
人参が大きくなるだけでなくの色つやがよくなるとのことです。


畝立て

区画の外側の部分を掘り、すくい上げた土を内側に高く積み上げていきます。
土を盛り上げる高さは10cm程度。

畝を立てたら表面を平らにならします。
表面に水がたまらず、更に野菜が育ちやすい環境にります。


大根は黒マルチ

大根のほうは黒マルチを張って地温を上げます。
なぜ大根の方だけなのかというと寒さにあたってはいけない時期が違うため。
人参は本葉が10枚程度になった時寒さにあたるととうだちする
ダイコンは発芽しはじめる時寒さに当たるととうだちするため。

マルチはここでは種まき用の穴が開いたもので、株の間隔は30cm、列の間隔は45cmのタイプのもの。
そして、長さ、幅とも畝より20~30cmほど大きめのものを用意します。
風で飛ばされないように端を土で埋めます。

黒マルチ

これでタネまきの準備は完了です。


大根と人参の種まき

大根の種まき

まき穴は缶やビンなどの底を押しつけるとよいです。
穴の深さは1~2cm。

1つの穴に5粒等間隔にまき、成長とともに生育の悪いものを間引きながら育てます。

大根の種まき

タネをまいたら上から一握りの土をかぶせ軽く押さえます。


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人参の種まき

ニンジンは支柱を使ってまき溝を作ってタネをまいていきます。
支柱を押し付けるだけでまっすぐなまき溝ができます。
列の間隔を15cmあけて溝を作ったらタネまき。

1cmほどの間隔をあけてまき、成長とともに生育の悪いものを間引きながら育てていきます。

ニンジンのタネは光が当たる事によって発芽が促される好光性種子なので、タネをまいたら薄く土をかぶせます。
上から手で軽く押さえたらタネまき完了です。



防寒対策

不織布をかぶせる

続いては不織布を畝全体にかぶせ、端を留め具などで固定します。
この作業で保湿と保温の効果があり発芽率が上がります。

不織布

上からたっぷりと水をやり、双葉が開くまでこの状態で育てます。



半透明のトンネル用シートで防寒対策

ここでは半透明のトンネルシートを使います。

防寒対策といってもトンネル内の温度が上がり過ぎても株が傷んでしまいます。
そこで今回は半透明のシートを使用。

直射日光を和らげる働きがあるので温度の上がり過ぎを防げます。


【トンネルの作り方】

まずは曲がる支柱をさします。
支柱の間隔は60cm程度。

続いて畝より2mほど長めのトンネル用シートをかけます。
両端をねじって固く結び留め具でしっかりと固定。

隙間ができないように裾を足で踏みながら土で埋めます。

シートが風で飛ばされないよう上からもう2本の支柱で押さえたらトンネルは完成です。

トンネル栽培


間引きと追肥をして育てる

ダイコンもニンジンも3回の間引きを行いながら育てます。

まずはダイコン

双葉が開いたら不織布を外し、1回目の間引き。
生育の悪い株を引き抜き3本にします。

本葉が2、3枚になったら2回目の間引きし、2本します。
この時に追肥も行い、そのあとは2~3週間ごとに追肥。
1穴あたり化成肥料を3g追肥します。

本葉が4~5枚になったら最後の間引き。
1穴につき1株を大きく育てます。


続いてニンジン

双葉が開いたら1回目の間引き
3cm間隔ぐらいにになるように株を引き抜きます。

本葉が2~3枚になったら2回目の間引き6cm間隔に。

本葉が5~6枚になったら最後の間引き。10~12cm間隔に。
根をしっかり太らせるためにも2回目と3回目の間引き後には追肥と土寄せも行います。

トンネル内の温度が上がり過ぎると株が傷むので、35度以上にならない様に換気も行います。

トンネル栽培の換気

そして4月中旬になったらトンネルを外します。

収穫はダイコンは4月の下旬ぐらいから、ニンジンは品種にもよりますが5月の終わりごろから収穫できます。

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