デンドロビウム(ノビル系)

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デンドロビウムは豪華な花を長く楽しめる事から人気が高い洋ランです。

デンドロビウムは色々な種類がありますが、こちらではノビル系を紹介します。。

比較的寒さに強く、育てやすい洋ランです。

デンドロビウムのノビル系

東南アジアにあったデンドロビウムの「ノビル」を
日本で品種改良したもの↓

【ノビル系交配種】
(コメットキング・アカツキ)

デンドロビウム(ノビル系)

日本の「セッコク」とノビルタイプを交配してできたもの↓
小さくて寒さに強い。

【セッコク系小型交配種】
(エンジェルベイビーグリーン愛)

デンドロビウム



デンドロビウムの育て方

【支柱立て】
デンドロビウムは花やつぼみをつけると重くなって倒れやすくなるので、支柱をたてます。

支柱を、まっすぐに立てます。
支柱と花茎をビニールタイで下から結んでいきます。
少し余裕を持たせてゆるめに結ぶとよいです。

【高芽とり】
高芽とは茎の途中から出てくる芽です。
根が傷んだり肥料の施し過ぎが原因でできます。

高芽ができたら少し待ってバルブになったら親株からはずして取ります。
根が数本付いた状態でとり、水ゴケで小さな鉢に植えつけます。

時期は4月から6月頃が理想的ですが、秋ごろまで行えます。

【植え替え】
鉢の中が根でいっぱいになったら花後に植え替えます。
植え替えの適期は4月~5月上旬で2~3年に1回ぐらいです。

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鉢から株を抜き取り、古い水苔や腐った根などをとり除きます。
新しい水苔を根の中に詰め、全体が丸くなるように鉢の大きさ程度に巻きます。
新しい鉢に入れ鉢から出てる水苔をへらなどですき間に詰めていけばできあがりです。

大株になっていたら株分けも一緒に行うとよいです。
はさみで根に切り込みを入れて株を3本~ぐらいずつに分けて植えます。


【花がら摘み】

花が枯れてきたらしぼんできた花から順次指で摘み取ります。

半分以上の花が終わってきたら、節から伸びる短い花茎をハサミで切り取ります。

デンドロビウムなどはバルブを根元から切りますが、シンビジウムは根元から切ると次の芽が細くなって伸びなくなってしまうので根元から切らない様にします。。

デンドロビウム 花がら摘み



管理方法


【春】

八重桜の咲くころになったら戸外に出します。
葉焼けを起こさないように30~40%程度度遮光するとよいです。

新芽が伸びてきたら置き肥をして初夏までは週に1回液体肥料も施すとよいです。

水やりは表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。


【夏】

引き続き30~40%程度遮光遮光します。
毎日たっぷりと水やりをします。

肥料は4月から7月までが肥料を与える期間ですので7月で終えます。
そうしないと高芽ができてしまいます。


【秋】

気温が下がるとともにバルブが充実して花芽ができます。
やや乾かしぎみにしてある程度の寒さに慣れさせます。。


【冬】

最低気温が5℃程度になったら室内に取り込みます。
窓辺の日当たりの良い場所に置くとよいです。

室内の温度があまり暖かいと乾燥と高温で早く咲き終わってしまいます。
長くお花を楽しみたいとなると10~15℃がよいです。

肥料は必要ありません。

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