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クリスマスローズは花の少ない冬から早春に開花し、花が咲く期間の長い貴重な花です。
そんなクリスマスローズを毎年たくさん咲かせるために植え替え、株分けの紹介!
クリスマスローズとは?
科名:キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
種類:多年草
原産地:ヨーロッパ
別名:レンテンローズ
植え替え時期:9~10月/3月
開花時期:12~4月
耐寒性:強い
耐暑性:普通
鉢栽培におすすめのクリスマスローズ
成長が遅く、成株が小さいもの。
耐暑性のあるものが鉢植えに向いています。
【セミダブル】
花の中心部にある筒状の密腺(ネクタリー)が大きく発達して美し半八重咲きになります。
【フェアリーローズスポット】
パーティードレス系の小輪で大株になりにくい品種。
多花性で花立ちが良いです。
植えつけ方法
植えつけの適期は成長の始まる10~11月ごろと開花直後の3~4月頃です。
関東地方以西の温暖地なら冬に植えつけてもよく、寒冷地では9月、または4~5月に植えるとよいです。
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もし適期以外に苗を購入した場合は無理に植えずにポットで育てておいて適期に植えつけます。
【鉢】
クリスマスローズはよく根がはるので深めの鉢に植えます。
水はけがよい状態を好むのでテラコッタ鉢などがよく、プラスチック鉢を使う場合は鉢底石を多めに入れます。
【用土】
水はけのよい用土が適しています。
クリスマスローズ用の土を使うと簡単ですが自分でブレンドしてもいいです。
『ハイブリッド系や多くの園芸品種』
赤玉土小粒4:腐葉土2:軽石小粒2:鹿沼土小粒2の割合で混ぜた土など。
市販の草花培養土に鹿沼土や軽石、赤玉土などを30~40%加てもいいです。
『原種系』
赤玉土小粒2:腐葉土2:軽石小粒2:鹿沼土小粒2:
パーライト1:もみ殻クン炭1の割合で混ぜた土など。
ハイブリッド系や多くの園芸品種以外の原種系は過湿に弱いのでより排水性の良い用土が必要です。
【植えつけ方法】
鉢底ネットを入れ、鉢底石を2~3cm入れます。
ポットから苗を外し、根鉢の底の部分をほぐします。
ウォーターペースを2cmぐらいとって用土を入れて苗を植えつけます。
深植えにすると新芽が腐ることがあるので芽を土から出して植えます。
水をたっぷり与えれば植え付け完了。
植えつけた後は日当たりの良い場所で管理します。
植え替え、株分け
クリスマスローズの植え替えの適期は9月~11月ごろ。
葉が込み合っていて鉢の下から根が出ていたりしたら植え替えが必要です。
生育がおう盛なので1回り大きな鉢にできれば毎年植え替えるとよいです。
鉢から株を抜き、根鉢の底をほぐし、肩の部分を少し削って植え替えます。
【株分けのタイミング】
植え替えるときに芽数が多く、株の中心に根茎が露出し、鉢の周辺まで株が広がっていたら株分けをした方がよいです。
3~4芽をつけて1株になるように分けます。
黒くなって腐ったような根があれば切って植えます。
植え替え、株分け後の3~5日は半日陰に置き、その後は日当たりの良い場所で管理します。
まとめ
クリスマスローズ、必要な時に植え替え、株分けをして花をたくさん咲かせましょう♪
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