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クイーン・ローズシリーズ

カランコエは、南アフリカやマダガスカルなどに自生する植物なので乾燥に強く、初心者でも育てやすい多肉植物です。

花の少ない冬に小さな花をいっぱい咲かせてくれるカランコエ。
そんなカランコエの育て方を紹介。

カランコエの育て方

【置き場所】
日当たりを好みます。
花が咲いた後の春から秋は雨の当たらない場所で育てます。

真夏は直射日光を避けた明るい日陰で育てます。
カランコエは寒さにやや弱い植物なので冬は室内の日の当たる場所で育てます。

基本的に日当たりを好むので晴れて暖かい日は外に出して日光浴をさせるとよいです。
株が充実して開花を促す事ができますよ。

【肥料】 
肥料は真夏と真冬を除き、緩効性化成肥料または液体肥料を定期的にやります。
緩効性化成肥料なら2か月に1回。液体肥料なら1~2ヶ月に1回。(1000倍に希釈)

【水やり】 
多肉植物で葉や茎に水を蓄えているので乾燥にはとても強いです。
土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えます。

過湿を嫌い、水が多いと根腐れを起こしてしまうことがあるので乾かし気味に管理します。

冬は鉢土の表面が乾いて2~3日たってから水を与えるとよいです。

【花がら摘み】
カランコエは次々と新しい花茎が出てきます。
咲き終わった花は、順次付け根から切り落とします。

カランコエの品種

カランコエはたくさんの品種がありますが、その1部を紹介します。

【クイーン・ローズシリーズ】(八重咲き)
バラのブーケのような株姿。
気品漂う品種です。

クイーン・ローズシリーズ



【グランディーバシリーズ】(八重咲き)
花の大きさが3センチほどの大輪タイプ。

株がコンパクトにまとまるのも特徴。

グランディーバシリーズ

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グランディーバシリーズ



ベル形の花を咲かせるタイプもあります。

【ホーホー】
下向きに楚々として咲く花はハンギングバスケットにもオススメ。

葉の丸い形も愛らしい品種です。

ベル型のホーホー



主に葉を楽しむリーフタイプのカランコエ。

【月兎耳】
「月兎耳」は名前のとおりウサギの耳のようなかわいらしいフォルムが魅力的。

細かい産毛で覆われて白っぽく見えます

カランコエの月兎耳



【唐印】
デザートローズという名でも流通しています。

形がユニークで赤いグラデーションが入る美しい品種。

カランコエの唐印



カランコエの冬越し

カランコエは寒さにやや弱い植物なので、冬は室内の日の当たる場所で育てます。

窓辺は冷えるので夜はカーテンを閉めて外からの冷気が当たらないようにします。

だいたい5℃ぐらいまでの寒さに耐えられますが、ベル形とかリーフタイプのカランコエは大体2℃ぐらいまで耐えられます。。

ただし、生育温度はどちらも同じで15~25℃になります。


カランコエの花が咲かないのは?

咲いているカランコエを買ったのだけど、翌年は花が咲かなかったなんてことありませんか?

カランコエは一日の日の長さが短くなると花芽を付ける短日植物です。

日照時間を12時間以下におさえないと花芽がつかないのです。

なので夜にも照明が当っていたりすると、花が咲きにくい状態になります。

照明が当らなくても特に何もしない状態だと冬以降早春から春頃に花を咲かせます。

もっと早く花を楽しみたい場合は、花を咲かせたい時期の1ヶ月ほど前から短日処理を行うとよいです。

短日処理の方法は毎日夕方から朝まで、段ボールなどをかぶせて暗くするだけです。
朝になったら段ボールをはずして日に当てます。

日にちは30~40日間ほどでつぼみが確認できるまで行います。


感想

カランコエ、短日処理はちょと面倒ですが、水やりもあまり気にかけなくてもいいのでいいですね。

「月兎耳」など、リーフタイプのカランコエだったらさらに育てやすいですね。

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