キンモクセイ

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キンモクセイ

キンモクセイは、9月~10月頃に甘い香りのある黄色の花を咲かせます。

昔はキンモクセイの香りの芳香剤が多く使われていました。
また、中国では丹桂と呼ばれ、お酒やお茶などの香りづけに使われてきました。

育てやすいのですが、樹勢が強いので放っておくと大きくなりすぎるので剪定が必要です。

そんなキンモクセイの庭植えの育て方を紹介!

キンモクセイの育て方


【置き場所】

キンモクセイは日当たりを好みます。1日中日の当たる場所がよいです。


【水やり】

根づいたら、極端に乾燥しなければ庭植えでの水やりは特に必要ありません。


【肥料】

2月頃までに寒肥(油かす主体の固形肥料)を規定量施します。


【病害虫】

イラガ、ハダニ、カイガラムシが発生することがあります。



庭植えの植え付け

庭植えの植え付けは日当たりの良い場所を選びます。

冬の乾燥した寒風が直接当たらない場所だとさらによいです。

キンモクセイは成木になってからの移植を嫌うのでよく考えて場所を決めます。

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庭土に園芸用培養土を2~5割ほど混ぜて水はけをよくするとよいです。

植え穴は根鉢より3まわりぐらい大きく掘ります。
苗木を植えたらたっぷりと水をやり、根と植え土をなじませます。



剪定方法

庭植えのキンモクセイを放っておくと樹高が4~5mにもなり、枝が大きく暴れて手がつけられなくなったりしますので毎年の剪定が大事です。

キンモクセイは3月中旬ごろから新梢が伸び始め、夏に花芽をつくり、秋に開花します。
そのため、剪定は秋の開花後から翌春の4月までに行ないます。

1度で済ませるのは大変なので春と花後の2回行うとよいです。


【花後の小すかし(弱剪定)】
樹冠から大きく伸びすぎた枝を切り、樹冠のラインを整えるような感じで軽く剪定します。



【3月上旬の春の大すかし(強剪定)】
混みあった不要な枝を切ります。

特に年数のたった株は上方向にのびる「立ち枝」がでやすいためこれを間引きます。
キンモクセイの枝は3本に分かれて伸びていることが多く、真ん中の立ち上がって強く伸びる枝を分岐点で切ります。

最後は先の方の細い枝を切って樹冠を整えます。



キンモクセイの花が咲かないのは?

庭植えをすると植えつけてから2~3年は花が咲かなくなります。

これは花を咲かせることよりも枝葉や根を成長させて木が大きくなる力の方が強くなるからです。

しかし、2~3年たつとよい花が咲くようになります

2~3年たっても花つきが悪い場合は、日照不足や、強剪定をした時期が遅くて花芽のつく新梢が充実していないことなどが考えられます。

まとめ

たくさん咲かせてキンモクセイの甘い香りを楽しみましょう!

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