プルメリア

スポンサードリンク

プルメリア



プルメリアは熱帯を代表する花木で、さわやかな芳香があります。

最近、日本でも人気のプルメリアの育て方を紹介します。

プルメリアの育て方

【育てる環境】
日当たりを好むので、できるだけ日当たりの良い場所で育てます。
あまり日が当らないと間のびしたり花が咲かないこともあります。

最低気温が10℃を下回ったら室内に取り込みます。

【植え替え】
根が張るのが早いので、1~2年に1回ほど植え替えをするとよいです。

【肥料】
5月から10月の成長期に緩効性の化成肥料を規定量与えます。

【水やり】
乾燥には強く、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
過湿にすると根腐れを起こしやすいので、水の与えすぎに注意します。

【増やし方】
挿し木でふやすことができます。
挿し木の適期は5~9月。さし木は切り口をよく乾かしてから植えます。

【切り戻し】
枝が伸びすぎてしまったら切り戻すとよいです。
ただ、切り戻しをすると花が咲くのに時間がかかってしまうので、常にしなくてもよいです。



プルメリアの花が咲かないのは?

プルメリア、日当たりもよく、水も肥料も適切にやっているのに花がなかなか咲かなくて困ってませんか?

理由は大きく2つあります。
1つ目は枝が充実していないことです。

スポンサードリンク

プルメリアは花が終わると花の軸が落ちて新芽が伸びだして新しい枝となって分岐します。

その分岐した枝が充実しないと花が咲かない。

プルメリアは花の軸の付け根に新芽をつけます。

花が咲き終わって軸が落ちるとこの新芽が肥大しながら伸びて新しい枝となります。

家では枝が充実するまでに1年以上の時間が必要といわれています。

管理の仕方や品種にもよりますが、開花して分岐した枝はその年には咲かずまた翌年も花が咲きにくいのです。


2つ目の理由は木が大きくなっていないこと

プルメリアはもともと数メートルの高さに育つ大木。

なのである程度木が大きくなって枝が増えないと花がつかないのです。

定番品種の中にはプルメリア本来の性質であるこの2つの理由によって花が咲きにくいものがあります。

ということで、毎年花を楽しむには枝の充実が早く、コンパクトでも花つきのよい品種を選ぶ事が大切です。



プルメリアの冬越しのポイント

毎年たくさんの花を咲かせるためには花後のケアも大切です。

冬越しのポイントは水のやり方。

11月に入るとと地域によっては下葉が落ち始めます。
下葉が落ち始めたら水やりを控えます。

週に1回程度ぐらい。

葉が完全に落ちたら水やりをやめて完全に断水します。

最低気温が10℃を下回ったら室内に取り込みます。

冬越しのコツは屋内では0℃以下になる場所や逆によく暖房のきいた部屋は避けます。

暖かい場所に置くと休眠から目覚めてしまいます。



水やりを再開させるタイミングは?

春になって枝先に新芽が出てきたら室内の日当たりのよい場所に移動して水やりを開始します。

最低気温が10度以上になりましたら屋外の日当たりのいい場所へ移動して下さい。

ただし4月は気温の変化が激しいので気温が安定する5月に移動するとよいです。



まとめ

プルメリア、近年はコンパクトで花つきの良い品種も多く出回っていますので、ぜひ育ててみてください。

スポンサードリンク